自分の目で見る

■ギャラリーなどに行く場合は質問攻勢!

お気に入りの物件が見つかったら、モデルルームやマンションギャラリー、中古物件であれば実際に部屋を見学に出かけましょう。物件について、より具体的に知ることはもちろん、気になるあれこれについて、質問することができます。大事な買い物ですので、事前に質問事項をある程度決めておき、担当者に質問攻めしましょう。
モデルルームやマンションギャラリーは、会社によってはインターネットで来場予約を受け付けており、予約をすると、よりスムーズな見学が可能です。
モデルルームは実際の物件所在地とは異なることが多いです。モデルルームの見学を終えたら、現地に足を運び、周辺環境などを確認されるといいでしょう。

物件のチェックポイント

マンションを検討する場合には、以下のようなポイントをチェックしましょう。

1.床スラブの厚さ
やはりマンションにおいて一番不満度の高くなるのは、上階から伝わる騒音です。もちろん床の遮音性はスラブの厚さだけでなく床の構造や仕上げ材にも左右されますが、最低「20cm以上」はほしいところです。

2.壁の厚さ
隣戸から伝わる音の遮音性については、住戸間の壁の厚さが「150mm以上」あれば良いでしょう。ただ、壁も構造によっては音が響きやすくなることがあるので注意が必要でしょう。

3.日当たり
当たり前の話ですが、日当たりについては住戸の階数が高くなるほどよいでしょう。ただし、高層マンションにおいては、20階以上は逆に日当たりが悪くなるようです。

4.収納
これも当たり前の話ですが、広いほどよいですね。

5.管理体制
「マンションは管理を買え」といわれるように、マンション管理の良し悪しが資産維持の大きなポイントになります。

6. 住宅性能評価書付きのマンション
品確法に基づく完成時の「建設住宅性能評価書」が付くことによって、引渡し後の万一のトラブルに対する安心があるという以外に、建築途中で、第3者評価機関の検査を受けることが大きな安心につながります。

マンションの住み心地を入居前に予測するのは難しい面もあります。特に建物が未完成の場合は、イメージや宣伝文句に左右されがちな部分もあるので注意しましょう。

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